ハイビスカス

ハイビスカスは難しい?

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20080723_h_02今年からハイビスカスにも
チャレンジしたオレサマだ。
原種系のコキオ・
ブラッケンリッジー・
アーノッティアヌスの3種類を
育てている。
先日、ブラッケンリッジーの葉に
画像の様な小さな結晶のようなモノが
ついていた。ふぅ〜とすると
表面からはがれて、風に飛んでいく。
なんだろう?
ハイビスカスの事は
初心者なのでよくわからないので
葉水をして、その結晶の様なものを
流しておいた。
次の日、この苗を購入した
渋谷園芸にいったら、
ブラッケンリッジーの苗が
まだ、売れ残っていた。
同じような白い結晶がついていたので
お店のおじさんにきいてみた。
ばんちょう「この白いのなんでちゅか?」
おじさん「なんでもないですよ
     ほっておいても大丈夫」
ばんちょう「ふぅ〜ん、人間が汗をかくような
     生理障害だと考えてもいいんでちゅね」
と、安心したオレサマは
他にもぷらぷらと店内で植物をみていたら
さっきのおじさんが
もう少し若いお店のお兄さんに
ブラッケンリッジーの苗を持って
「なんだろう?」って
相談しているのを目撃してしまった。
目撃しちゃったら
オレサマは、その会話に乱入しちゃったぜ。
そーしたら、さっきのおじさん店員は急に
「あぶらむしだぁ〜
 周りの植物にうつるぅ〜」と叫びだした。
そして、その苗を隔離した。
マジ?
アブラムシっぽくないと思うんだけど
一応、薬剤はなにがいいですか?と聞いてみたら
「ベニカXです」という。
ベニカXは、先週も吹きかけたのに・・・
おかしいな?
20080723_h_01泣きながら
猛ダッシュで帰ってきた
オレサマはブラッケンリッジーを隔離し
ハダニ・アブラムシにきく
テルスタースプレーをまいた。
可愛そうなブラッケンリッジー。
ブラッケンリッジーも泣いているよ。
その後、いくら考えても
アブラムシとは思えないので
園芸仲間のすずちうに相談した。
すずちうのみたてだと
ホウレンソウ葉表面に
観察される白色顆粒に似ているという。
以下、日本植物生理学会ホームページより抜粋。
研究期間:2004 〜 2006 年度
研究担当者:堀江秀樹さん
ホウレンソウ葉には白色顆粒が観察され、
農薬や昆虫の卵、砂粒等異物と
誤解されがちである。
従来はシュウ酸カリウムの結晶などと
説明されてきたが、灌水や降雨の後も存在
し、また球状構造を維持することからも
水溶性の高い成分の結晶としては説明がつかない。
・白色顆粒は指などで触れれば簡単に落ちる。
 本顆粒が付着したホウレンソウ葉を
 そのまま食したとしても、
 顆粒由来のシュウ酸の摂取量は無視できる量である
↑そうそう、簡単に落ちたよ♪
・白色顆粒はホウレンソウの葉の表裏両面に存在する
 本顆粒は直径0.1 〜 0.2mm の球形であり、
 葉の表面と筒状の構造でつながっている。
 また、ホウレンソウの品種や病害虫に関わりなく発生し、
 特に若い葉において高密度に観察される。
↑裏と表に存在している。
 若い葉に多く見られているよ。
これは、ほうれん草の資料だけど
やっぱり、アブラムシじゃないなぁ〜。
と思って、今日お店に行ったら
ブラッケンリッジーは元の棚に
戻されて売られていた。
・・・ということは、じゃぁ
初めに言った方の生理障害の方が正しかったのか。
取りあえず、問題ないんだなっ。
間違えた事をオレサマに教えたことも問題だけど
知らない事を知らない!といえない人は
困ったものだ。
お店の人でも、それぞれ専門分野があるから
全部の植物に対して、正確に答えられなくても
当たり前だと思う。
でも、知らない事を知らない!と言える勇気を持った
園芸ハムスターになりたいと
オレサマは誓った。

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